( 9 )直前期の予想問題ゲット

予備校や専門学校では、本試験の直前にヤマ当てというか予測問題を多数作ります。

たしかに、その直後の本試験でいくつかは的中している・・・かもしれません。

ただ、その他のものについても、「ひょっとしたら来年も出るかもしれない」わけです。

これを活かさない手はありません。

直前期の状況

直前期の過ごし方がもっとも重要であることは、誰もが認めるところであろうと思います。

試験は本試験の当日に「合格に値する解答を答案用紙に表現すればいい」わけです。極論すれば、本試験の前日までは合格するレベルに達していなくてもよいわけです。

しかし、現実問題としては、合格レベルに達している受験生は、直前期に「自分が今までやってきたこと(時間も含めて)がムダにならないための総復習」に全力を挙げています。

試験範囲が膨大であればあるほど、確認しておくこともそれなりのボリュームのため、やはり、直前期までにある程度のポテンシャルに達しておくことが必要だと思われます。

直前期の予想問題

本試験の直前期になると、各予備校や専門学校では、ヤマ当てとして予想問題を多数作ってきます。

もちろん、このうちのいくつかはその直後の本試験で的中することになり、翌年の生徒募集にいかんなく利用されることになります。

それはともかく、この直前期の予想問題をサクサク解けるか、いや、これを押さえるだけの余裕があるかどうかということが、やはり合否にはかなり影響していると思われます。

さて、この直前期の予想問題は、試験に精通している方々による渾身の創作物です。

しかし、このうち実際に本試験で出題されるのは、ほんのちょっとです。

とはいえ、それ以外の部分は「当たらなかった」としてムダになるのでしょうか。

私はそうは思いません。

受験のプロの方々が作ったわけですから、今回の本試験では出なくても、来年(以降)にも出題されることはありうるわけです。

来年合格目標の場合にはゲットすべき

今年の本試験ではまだポテンシャルがぜんぜん達していないけれども、来年の本試験では絶対に合格を狙う予定である場合には、ぜひともこの予想問題を入手しておくべきです。

直前期はどんなもんなのかということをあらかじめ知るということは、初学者でも有用だと思います。逆に「直前期までにこのレベルまで達していないといけないのか」という目安にもなるのです。

また、直前期の講座のレジュメや復習のチェックポイント集なども非常によくできたものなので、逆にこれらを使ってポテンシャルアップしたほうが効率的かもしれません。

「先回り」して、ライバルに差をつけておきましょう!

( おわり )